2012年9月12日

熱しやすく冷めやすい県民性 ― 秋田市中通再開発地区の今後

 8月21日の地元紙の記事に、「なかいち」がオープンして一ヵ月になり、にぎわい交流館や商業施設に、市の想定目標を上回る人が訪れたと報道されていた。オープンに際し、県などが多額のイベント費を費やしていたようなので、そういった効果があったのかも知れない。しかし、一方で秋田県民は熱しやすく冷めやすい県民性であると言われており、多くの秋田市民がオープン当初の人出がいつまで続くものかと冷めた眼で見ているようだ。人口の減少と若年層の県外流出、消費の低迷、人々の消費行動も多様化している中で、多くの人出は見込めないだろう。
 また、この地区にだけ、イベント費など多額の公金を使うこともこれからは許されないだろう。今は市の想定を上回っていても、1年後、2年後、3年後を考えれば、暗澹たる予想が付く。
 尚、秋田市中通再開発事業の総事業費は135億円。約8割が、国、県、秋田市の公費負担となっており、秋田市は、にぎわい交流館、駐車場の取得金を含め、56億円を負担している。



<お薦め記事>
新秋田県立美術館の完成と現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の文化的価値について
平野政吉美術館、なぜ改修ではなく移転が計画されたのか
現県立美術館(平野政吉美術館)から藤田嗣治「秋田の行事」を移設すべきではない
新県立美術館の展示、利用は新しい街に相応しいものにすべきである。 

千秋公園の景観に溶け込む平野政吉美術館


web拍手 by FC2
          ブログランキング・にほんブログ村へ


0 件のコメント:

コメントを投稿